◆ プロフィール ・・・
マリオ・カローリ Mario Caroli (フルート)
1974年イタリア生まれ。フルート奏者のManuela Wieslerの薫陶を受け、22歳でKranichsteiner音楽賞を受賞し国際舞台にデビュー。現在もっとも期待されているフルート独奏者のひとりである。
これまでに、ピエール・ブーレーズ、ピーター・エトヴェシュ、ハインツ・ホリガーらの指揮の下で演奏、ベルリン・フィルハーモニー・ザール、ウィーン・コンツェルトハウス、東京王子ホール、ミラノ・スカラ座、パリIRCAMなどでソリストとして演奏、またさまざまな音楽祭に招聘されている。彼の録音は国際的に批評家の注目を集め、次のような評価を得ている。
「無限の可能性を秘めた音楽家...マリオ・カローリはあらゆる細部において、すべての意味を引き出さずにはおかない。」(Le Monde de la Musique、パリ)
「この若きフルート奏者マリオ・カローリがフルートから生み出す音色とテクスチュアの多様性は忘れられないほど美しい」(The Guardian、ロンドン)
「流麗で雄弁なマリオ・カローリの素晴らしいフルート」(Diapason、パリ)
マリオ・カローリは今日最も卓越したフルート奏者のひとりである」(Scherzo、マドリッド)
サルヴァトーレ・シャリーノはカローリを「フルートのパガニーニ」と称賛、ゲオルグ・クルタークは彼を「これまでに出会ったなかで最高の解釈者のひとり」と呼ぶ。マリオ・カローリの演奏活動のなかで、現代音楽、とりわけ新曲の初演は重要な位置を占めており、これまでにFedele、Gervasoni、Kurtag、Sciarrinoらの著名作曲家と共同作業し作品を献呈された。
室内楽奏者としては、2000年9月から、Accroche Noteアンサンブルに参加。毎夏、秋吉台国際20世紀音楽セミナー&フェスティバルにてマスタークラスを開くほか、現在彼が居を構えるストラスブルグの音楽院で教鞭をとっている。ちなみに彼はフルートで学位を取った後、ニーチェの『反キリスト者』についての論文で哲学科を卒業している。
2008年8月は「秋吉台の夏」国際現代音楽セミナー&フェスティバル、およびサントリー音楽財団「サマーフェスティバル2008」へ招かれ、来日する。また、9月にはランパル国際フルートコンクール審査員を務める。
中山敬子 keiko Nakayama (ピアノ)
島根県松江市出身。デュイスブルク音楽大学首席卒業、島根大学大学院、エンセン音楽大学ソリストコース修了。ドイツ国家演奏家資格取得。
受賞歴は、ガイアーピアノ国際コンクールでランドフスキー賞、ケラー・オスパーコンクール第一位、エッセン音大コンクール奨励賞、フルートとのデュオで、クーラウ国際コンクール入賞など。
現在ケルン音楽大学講師としてドイツに在住し、各地の講習会などでピアノを担当している。 |